2024年03月28日

Eテレの趣味どきっ!
「源氏物語の女君たち」が
昨晩で終わりました

光源氏が愛した8人の女君たちを
深堀りする番組です

清泉女子大学の
藤井由紀子教授の解説はもちろん
講談師の神田蘭さんが
物語の背景を紹介する講談も楽しくて・・・

8人と言わず
もっともっと続けてほしかったな

最終回は紫の上でした

紫の上のみ
前編と後編があり昨晩はその後編

大人になってからの紫の上です

紫の上は正室ではありませんが
光源氏が最も愛した女性

しかし光源氏の身勝手に
最も耐えてきた女性でもあります

須磨で謹慎生活を送る光源氏が
明石の君と恋に落ち
娘が生まれます

その娘を育てるのも紫の上

子供がいなかった紫の上は
とても辛かったと思います

しかしその娘も孫もまた
彼女によくなついて
血は繋がっていませんが
この先、光源氏やその家族と
平穏な余生を過ごしたいと心から願っていました

そこに天皇の姫君、女三の宮が
光源氏の元に嫁いでくるわけです

しかも身分が高い姫君なので正室
たった14、5歳の少女ですけど正室

片や紫の上は30歳前後

自分の方が
愛されていることはわかっていても
自分は妾

大河ドラマ「光る君へ」の中で
道長に妾になってくれと言われた紫式部は
「北の方でなければ嫌」と断ります

おいおいおい!

身分が低く
しかも父は失業中

その娘が右大臣家の御曹司の正室なんて
無理に決まってるやん

紫の上はそんな無茶は言わないです
黙って耐えます

でも光源氏に失望し
それが元で病気になって
亡くなってしまいます

「源氏物語」は
女君はじめ登場人物のキャラ設定も
物語の構成もとても緻密

だから

高校の古文で勉強したとき
30代のときに読んだとき
40代、50代・・・と
読んだときの年齢で
見方や感じ方が変わるんです

それが1000年以上経っても読み継がれ
しかも世界でも愛されている理由でしょうね












madamyam
nyoirin
ギャラリー
  • 奈良散歩
  • 奈良散歩
  • 奈良散歩
  • 奈良散歩
  • 奈良散歩
  • 奈良散歩
  • 奈良散歩
  • 奈良散歩
  • 奈良散歩
  • 奈良散歩
  • 奈良散歩
  • 地図を見ながら大河を見る
  • 地図を見ながら大河を見る
  • 賢島ブイヤベース
  • 賢島ブイヤベース
記事検索
  • ライブドアブログ